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スランプを脱出するには・・・ [音楽]

Image685.jpg最近は、いろんな事がきっかけで、スランプに落ちいったり
声が出なくなって、声楽教室を訪れる人が増えているなぁ・・・

学校や働き先など環境の変化や本番へのストレスなどなど・・・
また怪我などの身体的障害が原因であったりして
本来のフォームにずれが生じ・・・
調子を崩してしまうこと。
そして克服しようとして躍起になって練習を繰り返し、
悪いフォームが、新しくすりこまれてしまい、
脳が良い時のフォームと感覚のギャップに混乱を起こし、
ドツボにはまる。
こうした一連の経過をたどるのが、

「スランプ」

と呼ばれるもの。

スランプを脱出するには・・・

「物事をプラスに考える」
「無心で練習をする」
「結果ではなく、過程を楽しむ」
「リラックスする」

などなど・・・
いろいろなきっかけがあるけれど、言うのは易く行なうは難し。
それが簡単に出来るなら、なかなかスランプにはならないもの。
見ていると・・・

「分かっているけど、やめられない・・・」
といった感じで、スランプに陥る人が多いような・・・。

現在の楽天イーグルス監督の野村克也氏は
スランプ脱出法を次のように述べていて、興味深い・・・^^

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スランプを克服するには「焦らないこと」が一番大切。
私はこういったとき、「一歩さがって考える」ということに重点を置きました。
打てなくなると、がむしゃらに打ちたいのです。
しかし、調子を崩していては、打ち込みも大して効果がない。
よけい迷路にはまりこむようなものです。
急いで調子を戻さなければならないという思いが、より練習にかりたてます。
この焦燥感がクセ者なのです。
こういったとき、私は逆に「ゆるいボール」を打つことを心がけました。
中学生でも打てそうな、緩いボールを、ゆっくりしたスイングで打ち返す。
それを繰り返す。急いでないように見えて、これがスランプ脱出の最も近道でした。
はやる気持を押さえながら、みっちり繰り返してみる。
逆境に立たされたとき、過去のいいことを思い出しては、いけないのです。
すべてを忘れる。
その結果、ゆるいタマを、ゆっくり打ち返すことを繰り返すことで、
良かったときの調子を取り戻せるのでしょう。
一度、自分の足もとを見直してみるのが、一番のスランプ克服法でした。
**********************

良い考え方だなぁと思う・・・^^
ゆるい球でリラックス・・・
あせらず、ゆっくりと練習の流れの中で、
頭の中に眠っている、良いときのフォームを起こしていく・・・
急がば回れ・・・といった感じが当てはまるような・・・そんな感じかな?

歌にも当てはまることが多いように思う。
なにか調子の悪いときには、いくつかの基礎的な部分に原因があることが多い。
だが自分ではなかなか気がつけずあせるのだけれど・・・

ゆっくり・・・
ブレスの練習。

ゆっくり・・・
ハミング・・・

ゆっくり・・・
喋り声を出してみる・・・

ゆっくり・・・
ロングトーン・・・

そんな簡単な事で、フォームのずれに気がついたり、
忘れていたことを思い出したりする。

苦労するときは、進化の時・・・^^

基礎研究の時間そのものを・・・・楽しみましょう・・・♪
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